猫が落ち着く:音楽教室のAmazonMusicプレイリスト

プレイリスト
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プレイリスト:猫のためのララバイ

《Jeux d’eau》 Maurice Ravel

モーリス・ラヴェル(Joseph-Maurice Ravel 1875-1937)

バスク系フランス人、つまりスペインに近い地域で生まれ育ったフランス人。

まずピアノを習い、12歳頃から作曲を学び始める。第一次大戦に従軍後、米国へ赴いてジャズや黒人霊歌に感銘を受ける。ラヴェルの洒脱な和声(ハーモニー)は、それらの影響によるもの。

《タイガーリリとミミのミャウジカル》デヴィッド・タイ

米国の作曲家が、動物学者と協力して作曲した「ねこのための音楽」。クラウドファウンティングで、目標額の10倍近い資金を調達したことでも話題になった。

※2020年現在は該当曲がmusic unlimitedに移行しているため、代替曲として同プロジェクトの楽曲《Musica Para Ojos》をご紹介しています。

《Vaidosa》ハダメス・ジナタリ(Youtube)

ハダメス・ジナタリ(Radames Gnattali 1906-1988年)

こちらはAmazon Musicの聴き放題に入っていないため、Youtubeを引用。

ブラジルの作曲家。芸術音楽とポピュラー音楽の垣根を飛び越え、ボーダーレスに活躍した。
ピアノとヴァイオリンを学んだ後、ピアノ教師として働きつつ、ヴィオラ奏者として楽団で活動。さらに趣味としてギターの演奏も楽しんでいた。ボサ・ノヴァ生みの親であるアントニオ・カルロス・ジョビンの才能を見出したことも有名。







猫のためポイント

今回は愛猫家(猫バカ?)の個人的な思いしかないプレイリストです。

《水の戯れ》は数年前の発表会で講師演奏として弾いた作品。どちらかというとピアノの音が好きではない(というより聴力が発達している動物は、一般的に楽音を好まないと思います)我が家の猫が、横でうとうと居眠りをしてしまう貴重な曲です。

これを弾いたのは、BS朝日の番組が発表会の会場である洋館を取材しているところで、会の様子もちらっとだけ全国放送に映ったという思い出深い年でした。

そして極めつけは、「猫が心地よいと感じる音を探求して作り上げた」という音楽。環境音楽というかヒーリングミュージックというか、じっくり耳を傾ける聴き方は却って疲れるので、聞き流すのがポイントです。猫が喉をごろごろ鳴らしているような音や、ミャーオウと甘えた響きを真似たフレーズがいろいろ出てきます。不思議なことにこれを聴かせると、暴れている猫もおとなしくなるのですよね(ほんの一時だけですが)!仕事の邪魔をされる時に、たまにかけています笑。

《ヴァイドーサ》も、洒脱な音色がお気に召したのか、横でリラックスしつつ船を漕ぐ、という落ち着きっぷり。こちらも発表会の講師演奏のプログラムでした。どうでもいいことですが、作曲家はジナタリではなく、ニャタリが正しいと思います。ブラジルはリオデジャネイロの都会派音楽家。他の曲もとっても素敵です。

こうした曲と違って、トレーニングのために弾く「ハノン」や「ツェルニー」といった練習曲、ラフマニノフやリストといったバリバリ鳴らす系の曲は、抗議されることも。練習を邪魔してくるのを叱ってなだめて、甘やかして日々を過ごしています。

そしてプレイリストの表紙は我が家の猫です。

気になるけれどAmazon Primeに入ってない!という方は、曲名とアーティスト名で検索してみてくださいね。




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