「ピアノの練習が続かない…」そんな悩みを解決するために、無料のピアノ練習チェックシートをご用意しました。本記事では、シートの使い方と練習のコツを解説します!
そもそもピアノの練習とは?
ピアノの練習は、
・基礎練習
・理論を取り入れた練習
・演奏技術の練習
この3つにカテゴライズすることができます。
ピアノの練習〜基礎〜
どんなことにも基礎練習は重要です。
ピアノの基礎練習では、音階や和音の練習、リズムのトレーニングなどを行います。
小さなお子さんは、幼児向けの教本を用いて段階的に学ぶことが多く、中高生~大人の初心者の方にはハノン(ジャズハノン含む)や全調に取り組めるテキストを使っていくことが多いです。
ピアノの練習〜理論的視点から〜
音楽理論はピアノ演奏の基礎となる重要な要素です。和音の構成やコード進行、音楽の構造などを理解することで、より深い表現力を持った演奏が可能になります。
理論といっても、最初から難しく考える必要はまったくありません。
はじめは、基礎練習で習得するリズムや拍子を、楽譜にどのように書き表すか、また音階固有の音から成り立つ和音がそれぞれどのような関係性なのかを、年齢に合わせて身につけていきます。
続けていくうちに、音階と音階の関係性や曲の構造、音楽史的、世界史的な視点から見た作品についても掘り下げていけると楽しいですね。
ピアノの練習〜演奏技術の視点から〜
ピアノの演奏技術を磨くためには、テクニックの練習が欠かせません。タッチのバリエーションやアーティキュレーション、ペダリングなど、演奏における細かな技術を習得することで、より表現豊かな演奏が可能になります。
ピアノレッスンというと、この演奏技術のトレーニングだけに重きが置かれがちですが、実際に効果的な上達が期待できるのは、基礎練習、音楽理論的な練習があってこそ。
複合的に進めることで、よりピアノ演奏を楽しむことができるはずです。
ピアノ練習チェックシートの使い方
練習の3つのカテゴリーを理解できると、練習チェック表の役割もみえてくるはずです。
練習シートは、練習した内容や繰り返してどれくらい弾いたかを書き込む欄があります。
日付を記入する項目もあるので、
・連続でどれくらい弾けたか
・週にどれくらい弾けたか
・目標の頻度で弾けたか
を書き込みながらチェックしていってみてください。
ピアノはある一定レベルまではコツコツ練習しないと、譜読みができても探り弾きになってしまったり、音の響きにばらつきが出てガチャガチャした演奏になってしまったりします。
トリルが苦手、指くぐりでバタつく、和音が上手に鳴らないといった技術的なつまづきにも、一つ一つ効果的なトレーニングと対処法があります。
高校生~大人は、一度技術を身につければ久しぶりでもカンが戻ってきますが、中学生までは5分でも10分でも定期的に(集中して)ピアノに向かう必要があるでしょう。
習慣化することで、指をなめらかに動かせる自分に気づき、成果をコツコツと蓄積したという実感を得ることができるはずです。
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練習チェックシートはイラストあり、イラストなしと2種類作ってみました。
年齢や気分に合わせて使い分けていただけたら嬉しいです。
※無料でダウンロードできます。有償の二次配布は禁じます。常識の範囲内でのご利用をお願いします。
イラストつき練習チェックシート

無地 練習ふりかえりシート

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