プレイリスト:サティの音色にたゆたって
《Musique D’ameublement: II. Tapisserie en Fer Forgé(家具の音楽 II. 錬鉄の綴れ織)》 Erik Satie
れんてつ
(の)
つづれおり、と読みます。
《ジムノペディ 第1番》 エリック・サティ/高橋悠治
高橋悠治さんのサティ作品の演奏、やっぱり何を聴いても素晴らしいですね。
《優しき玩具 第1集(1972): 青い月の光のバルコニーで》 吉松隆
タイトルが美しい‥‥。
たゆたいポイント
フランスの作曲家、エリック・サティは、BGMを発明した人、といわれることもあります。なぜそう呼ばれているかというと、彼が発表した「家具の音楽(musique d’ameublement)」という作品が、「聴かれない音楽」をあらわしたものだったから。
実験的な作品ではあるのですが、室内の家具のようにその空間に調和し、人の営みを妨げないというコンセプトは、1920年という時代に聴いたらどんな思いにいたるのか‥‥ちょっと興味がわきます。しかし、現代だとむしろ家具の音楽よりも、《ジムノペディ》の方が「聞き流し度」は高いのではないかと思います。ちなみに、レッスンでこの曲を取り上げると「ジムノペディってどういう意味?」と聞かれますが、正解は「青年を全裸で踊らせることで神々を讃える古代ギリシアの祭典『ジムノペディア』から由来」です。今でも祭典をイメージした壺が、ギリシャのお土産で売られていますよね。サティもそれを眺めつつ、思いを馳せていたのかしらん‥‥?
現代では、可もなく不可もない演奏や曲は、BGMのようだと揶揄されます。とはいえ、人の耳に障らない音楽を奏でたり作るのって、いざ取り組み始めると結構難しくない?と思うので、個人的には「BGMみたい」という評はあまり好きではありません。というわけで、敢えて吉松の大先生をBGMのくくりに入れました。ピアノは小品が多い吉松隆ですが、本当にキラキラと透き通った輝きに満ちた響きで耳から入って身体の中を美しくしてくれる気がします。
気になるけれどプライムサービスに入ってない!という方は曲名とアーティスト名で検索してみてくださいね。
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