プレイリスト:シュガーなサウンド
甘い匂いがしてきそうな3曲を選びました。
《きらきら星変奏曲》 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
《きらきら星変奏曲》に限った話ではないのですが、モーツァルトは良い演奏ほど音の粒が揃っていて、つやつやしていたりふっくら焼きあがっていたり、何だか上質なお菓子を思い浮かべてしまいます。
《いいことがありそう!》 湯山昭
湯山昭のお菓子といえば、「お菓子の世界」が有名ですが、こちらを挙げました。「お菓子の世界」では金平糖が結構好きです。
金平糖は、砂糖の衣を何層にも重ねて作られる手間のかかるお菓子。皇室の結婚式で引き出物として出されるボンボニエールにも、金平糖が納められているとか。日持ちがすることとその貴重さから、おめでたいお菓子といわれています。湯山昭の金平糖も、優しさに満ちた曲で、どことなく上品な雰囲気ではないでしょうか。
《くるみ割り人形 組曲 作品71A 金平糖の精の踊り》 Pyotr Ilyich Tchaikovsky
一方、チャイコフスキーの金平糖は、チェレスタのきらきらとした独特の音色が耳に残る、きらびやかな印象の曲です。このあたり、東洋と西洋では金平糖の捉え方が違うのかな、と思ったり思わなかったり。
ちなみに、金平糖の発祥はポルトガルで、金平糖という言葉もコンフェイト(ポル語で菓子、甘いもの)に漢字を当てて作られたもの。ポルトガルには金平糖の曲があるのかしら‥‥?
気になる方は、曲名とアーティスト名で検索してみてくださいね。
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