2022年の発表会は、大きなホールのため観覧者制限なしの二部制で行いました。
ただ、親子やきょうだい、お友達との連弾プログラムは感染リスク回避のため自粛。
代わりに、普段レッスンで取り組んでいる「エチュード」と華やかで舞台映えする「ソロ」の2曲を弾いてもらうことにしました。
また、今年は舞台上にカメラを設置して、演奏している表情がよく見えるような思い出づくりをしてみました。
写真は集合写真のみにしましたが、皆さん楽しかったのか満面の笑みで写っています。
映像も、緊張しつつ笑顔を見せる生徒さんが圧倒的多数でした。
価値観が多様化する中で「発表会って求められていないのかな」と思ってしまうこともありますが、開催の意義を改めて感じられる会となりました。
集合写真は高校時代の同級生に依頼し、舞台サポートはOさん、そして入会後まもない高校生の生徒さんのボランティア。
広い会場を暑い中、一生懸命やってくださいました。
※写真は、モザイク処理しています。
参加者さん、ご観覧いただいた関係者の方からは、
上手で、しかも楽しそうに弾いている人を見て、気分が上がった
おじぎから弾き終わりまでがキレイな人がいた、自分もいつかあんな風に弾きたい
ピアノはやはり良い‥‥
など、感想を寄せてもらいました。
参加してくださるだけで嬉しいのに、お花やお菓子もいただいてしまい‥‥ありがとうございます!
お礼と美味しかったです報告も兼ねて、インスタに色々アップさせていただきました。
講師演奏は、
第一部:モーツァルトの《トルコ行進曲》をアイマスク(目隠し)演奏で。
第二部:リストの《パガニーニによる大練習曲第6番》
と異なるプログラムにしました。
今年の1月頃から、謎の無力感に襲われて、ピアノ練習のやる気も発表会の準備をする気力もなく、
日々のレッスンと仕事をこなすだけで精一杯‥‥という時期があったのですが、
淡々と《トルコ行進曲》を弾いていたら、だんだんと活力が湧いてきて。
安易に「音楽の力」を信じるタイプではありませんが、
今は弾きたい曲が色々浮かんできて、「音楽っていいものだな」という気持ちになれています。
それもこれも、生徒さんや周囲の人に恵まれているおかげですね。